ゆずみそのholoholoな日々♬

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文鳥がハワイでは野生化!?ハワイで観察できる身近な鳥10選まとめ!!

こんにちは、ゆずみそです。

今回はハワイ旅行に行った際によく見かける野鳥たちをご紹介します♬

ハワイに行った皆さんもきっと見たことあるはず!!

「鳥さんぽ」って何?って人はこちらを見てね!

ハワイで観察できる身近な野鳥

その1 イエスズメ (House Sparrow/ハウス スパロウ)

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Photo credit: Christopher Dart on VisualHunt / CC BY

こちら、日本のスズメとは違い、頭が灰色で黒いほっぺがないのが大きな特徴です♬

日本のスズメと見間違いやすい野鳥の記事はこちら↓↓

yuzumiso.hatenadiary.jp

警戒心が緩いのか、その名の通りよく飲食店や空港の中に居ます。

どっから入るんだろう...

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ダニエル・K・イノウエ国際空港のゲートに居たイエスズメのオス

ちなみに日本のスズメと違い、オスとメスの見た目は全然違うので注意です!!

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飲食店のイスに留まるイエスズメのメス

調べるまで別の種類だと思ってたよ〜〜!!

その2 チョウショウバト (Zebra Dove/ゼブラ ドーブ)

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青白い顔が印象的の体長21cmほどの少し小さいハトです。

ハワイに来たなら一度は聞いたことがあると思います、この声です。

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空港を出てこの声が聞こえると、ハワイに来たなあ〜って思うよ♬

元々は東南アジアの野鳥で、1920年代にハワイに持ち込まれたそうです。

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"空きあります"と書いた看板でぎゅうぎゅうしてるヒトたち

英名(Zebra)の由来は、お腹の模様がシマウマに似ているからだそう。

そんなチョウショウバトの恋の駆け引きはこちら↓↓

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その3 カノコバト (Spotted Dove/スポッテド ドーブ)

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首元のはんてん模様がオシャレな、日本のカワラバトよりやや小さめのハトです。

こちらも東南アジア原産で、1870年代にハワイに移入されました。

チョウショウバトと同じく、空港や街のコンクリートをよく歩いています。

和名のカノコは鹿の子の斑点模様が由来なんだって!!

その4 メジロ (Japanese White-eye/ジャパニーズ ホワイトアイ)

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Photo credit: CharlesLam on Visual Hunt / CC BY-SA

日本でメジロと言えば梅のイメージですが、南国ハワイでもたくましく繁殖しています。

1930年代に日本からハワイに持ち込まれ、数が減少しているハワイ原産のミツスイと同じ種類の花の蜜を吸うので、生態系を脅かす有害外来種としての見方もあるようです。*1

ハワイ原産のミツスイはこちらの記事で紹介しています。

小さくて見つけにくいけど、ホテルや家の庭に普通にいるよ!!

その5 カバイロハッカ (Common Myna/コモン マイナ)

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黄色いくちばしと目が印象的ムクドリ科の鳥です。

もともとインドを含む周辺のアジア地域に自然分布していたものがオーストラリアやハワイに持ち込まれ、その強い適応力から国際自然保護連合が定める世界の侵略的外来種ワースト100にも選ばれています。

外でご飯を食べてるとギャーギャー(よこせ〜!!)と集団でやってくるよ!!

その6 コウカンチョウ (Red-crested Cardinal/レッド-クレステッド カーディナル)

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真っ赤な頭が特徴の鳥で、ビーチや公園などで比較的身近に観察できます。

他の鳥の群れに混じっていることも多く、この写真を撮った時もニワトリや他の鳥たちと一緒に行動していました。

もともとは南アメリカの野鳥で、1920年代にハワイに輸入されました。

ハワイで見られる赤い色の鳥の特集記事でも紹介しています↓↓

yuzumiso.hatenadiary.jp

その7 ブンチョウ (Java Sparrow/ジャバ スパロウ)

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日本ではペットのブンチョウ、ハワイでは野鳥なんですね。 

もともとブンチョウはインドネシア原産の鳥で、ハワイには1960年代に持ち込まれ、その暖かい気候に適応して定着したと言われています。

カピオラニ公園マジックアイランドなど、ワイキキ周辺の公園でもたくさん見ることができます。

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プルメリアの木陰で休む野生の文鳥

初めて見た時はびっくりしたよ!!

その8 アカハラシキチョウ (White-rumped Shama/ホワイト-ランプド シャーマ)

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錆びたような赤いお腹が特徴の鳥です♬

尾羽の付け根は白く、英名の由来にもなっています。

1931年にマレーシアからカウアイ島に移入され、その後1940年にオアフ島にも移入されたそうです。*2

この子はショッピングモールの裏のゴミ箱に居たよ♬

本当にその辺にいます。

その9 キンパラ (Black-headed Munia/ブラック-ヘッデッド ムニア)

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漢字では金腹と書きます、頭が黒くて体が茶色い、印象的な見た目ですね。

この鳥も1960年代にハワイに移入された、東南アジアが原産の外来種だそうです。

公園やリゾートの敷地の草むらによく居ますが、なかなか警戒心が強く、他の種類の鳥と群れて混群を作っていることが多いです。

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イエスズメ(左下)やブンチョウ(右下)と群れるキンパラたち

他にもコウカンチョウ、シマキンパラ、オナガカエデチョウなんかと一緒に居たよ♬

その10 セキショクヤケイ (Red Junglefowl/レッド ジャングルファウル)

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セキショクヤケイはいわゆる家畜ニワトリのご先祖様と言われる種類の野鶏です。

ハワイでは大体どの島にも居ますが、カウアイ島には特に沢山居るのでひとつの観光の目玉になっています。

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一箇所にまとまるヒナたち

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数が多いので喧嘩もしょっちゅうです。

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同じお母さんから白い子と黒い子が生まれたみたいです。

一説によれば、1992年に発生したハリケーン・イニキの被害により、ハリケーンが直撃したカウアイ島では大量の家畜ニワトリがジャングルに逃げ出し、野生のセキショクヤケイと交雑してどんどん数を増やしていったとされています。

また、彼らの天敵となるヘビが島に居ないことも背景にあるようです。

なので、カウアイ島でお土産屋さんに行くと必ずと言っていいほどカウアイチキンのグッズがあります。

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土産店の店頭ディスプレイに飾られるカウアイチキンのTシャツ

カウアイ島に行ったらお土産に是非オススメです♬

おわりに

以上、ハワイで観察できる身近な野鳥10選でした!!

この他にもハワイにはたくさんの野鳥が居るので、ぜひ探してみてくださいね。

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 それではまた♬

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*1:https://www.hawaii-arukikata.com/news/2014_1202-mejiro.html

*2: Aguon, Celestino Flores & Conant, Sheila (1994). "Breeding biology of the white-rumped Shama on Oahu, Hawaii" (PDF)Wilson Bulletin106 (2): 311–328.