カウアイ島のキラウエア灯台(ダニエル・K.イノウエ・キラウエア・ポイント灯台)は絶景海鳥天国!!見られる野鳥を予習しよう♬
こんにちは、ゆずみそです。
今回は、ハワイ州カウアイ島の南部に位置するダニエル・K.イノウエ・キラウエア・ポイント灯台(通称キラウエア灯台)をご紹介します!
カウアイ島最北端にあるこの灯台の周辺はキラウエア国立野性動物保護地区に指定されており、美しい景色もさることながら沢山の野鳥がお出迎えしてくれる場所でもあります。
野鳥好きのゆずみそにはたまらん観光スポットです♬
- 楽しみ方その1 キラウエア灯台の絶景を楽しもう
- 楽しみ方その2 キラウエア灯台の野鳥を楽しもう
- その1 ハワイガン/ネネ (Hawaiian Goose/ハワイアン グース)
- その2 ムナグロ/コーレア (Pacific Golden Plover/パシフィック ゴールデン プローバー)
- その3 アカオネッタイチョウ/コアエ・ウラ (Red-tailed Tropicbird/レッドテイルド トロピックバード)
- その4 オオグンカンドリ/イヴァ (Great Frigatebird/グレイト フリゲートバード)
- その5 アカアシカツオドリ/アー (Red-footed Booby /レッドフッテッド ブービー)
- その6 オナガミズナギドリ/ウアウカニ (Wedge-tailed Shearwater /ウェッジテイルド シアウォーターズ)
- おわりに
キラウエア灯台ってどこ?
キラウエア灯台は、カウアイ島最北端のキラウエア岬に位置しています。
住所:3580 Kilauea Rd, Kilauea, HI 96754 アメリカ合衆国
島の玄関口であるリフエ空港からキラウエア灯台までは車で40~50分ほどです。
途中で通過するカウアイ島ののどかな街並みも楽しめるよ♬
入園料は2019年現在、大人1人10ドル(15歳以下は無料)のようです。
公式サイトはこちら↓↓
楽しみ方その1 キラウエア灯台の絶景を楽しもう
キラウエア灯台はその絶景で有名です。
Photo credit: Garden Isle Images on Visualhunt / CC BY-NC-ND
Photo credit: pfly on Visualhunt.com / CC BY-SA
岬の沖合いに見える小さな島は、モクアエアエ(MOKUAEAE)島です。
海鳥やハワイモンクアザラシなどの重要な拠点となっています。
周辺にはビジターセンターもあり、お土産も購入できます。
楽しみ方その2 キラウエア灯台の野鳥を楽しもう
キラウエア灯台の周辺には海鳥などの野鳥が沢山居ます。
地面にもいろいろ居るし、空にもなんかブンブン飛んでる...
ここで見られる野鳥を 何種か予習してみましょう♬
動画でも紹介してます♬ (最初はイルカが出ます)
その1 ハワイガン/ネネ (Hawaiian Goose/ハワイアン グース)
ハワイ州の州鳥にもなっているネネ、ハワイ固有種です。
カナダガンが元祖と言われており、ハワイで独自の姿に進化したそうです。*1
外来種のマングースによる卵の捕食により、1951年頃に一度絶滅しかけたネネですが、計画的に放鳥され数を増やし、現在のカウアイ島では増えすぎ問題が勃発しているようです。*2
キラウエア灯台の車を降りたあたりの駐車場につがいで居ました。
ネネはハワイ語の名前、現地でもネネで通じるよ!!
その2 ムナグロ/コーレア (Pacific Golden Plover/パシフィック ゴールデン プローバー)
Photo credit: jonasflanken on Visual hunt / CC BY-NC-SA
コーレアはシベリアやアラスカからハワイまでやって来て冬を過ごす渡り鳥です。
ハワイには8月末〜4月まで滞在するそうで、その後、北へ帰る中継地点として日本にも立ち寄るそうです。*3
キラウエア灯台では、ネネの駐車場の横の芝生で単独行動して居ました。
この時はコーレアが来たばかりの9月でしたので、上の写真と同じ姿で見られましたが、北へ帰る繁殖期前の3~4月頃だと、コーレアは換羽して下のような姿になっているので要注意です。*4
Photo credit: TurasPhoto on Visual hunt / CC BY-NC
ちょっと警戒心が強めだよ!!
その3 アカオネッタイチョウ/コアエ・ウラ (Red-tailed Tropicbird/レッドテイルド トロピックバード)
Photo credit: jonasflanken on Visual hunt / CC BY-NC-SA
赤いクチバシと赤い尾羽が印象的なハワイ在来の海鳥です。
ハワイでアカオネッタイチョウを観察するなら、カウアイ島のキラウエア灯台が絶好の場所かと思います。
似た種類で、シラオネッタイチョウ/コアエ・ケアという種類も居ます。
Photo credit: kansasphoto on Visual Hunt / CC BY
白い尾羽が印象的だね♬
その4 オオグンカンドリ/イヴァ (Great Frigatebird/グレイト フリゲートバード)
Photo credit: qmnonic on Visualhunt / CC BY
その巨大さと独特なシルエットでインパクト大なオオグンカンドリ/イヴァです。
この辺じゃ一番大きな鳥ですが、魚は自分で取らず他の鳥が獲ったものを横取りするという他力本願な生活をしています。*5
キラウエア灯台の上空を優雅にくるくると旋回していますが、歩くのは下手くそなためか、なかなか陸には降りて来ません。
最初の画像はメス、オスは真っ赤な喉袋を持っています。
Photo credit: Charlesjsharp on Visual Hunt / CC BY
幼鳥は胸から頭まで白いよ♬
その5 アカアシカツオドリ/アー (Red-footed Booby /レッドフッテッド ブービー)
Photo credit: mastrfshrmn on VisualHunt / CC BY
おそらくキラウエア灯台でもっとも多く見れるのが、このアカアシカツオドリ/アーかと思います。目元のブルーアイシャドーと赤い足が特徴です。
灯台の柵から両サイドを見渡すと、森の木のてっぺん一面彼らがに営巣しているのが見られました。
こちらは灯台の上部に留まっていた幼鳥、足はまだ淡いピンク色です。
他にカツオドリやアオシラカツオドリなども居るけど、ハワイ語だと全部"アー"だよ!*7
その6 オナガミズナギドリ/ウアウカニ (Wedge-tailed Shearwater /ウェッジテイルド シアウォーターズ)
Photo credit: ajmatthehiddenhouse on Visualhunt / CC BY-NC
このオナガミズナギドリ/ウアウカニは、地面に掘った穴に営巣するのが特徴です。
雛が居るとのことでしたので探してみたら、なんとキラウエア灯台の根元の植え込みに居ました!!!
ち、近い!!そしてモフい!!!!
他の観光客は気づかず素通りしてましたが、母が発見。
気がつくとみんな注目してみてましたが、雛は動じる様子もなくのんびりしてました。
想像以上にものすごく近くに居てびっくりでした。
尊いヒナさんを堪能する動画はこちら↓↓
おわりに
いかがでしたでしょうか?
野鳥がわかると楽しみも2倍だと思います♬
カウアイ島に行ったら是非キラウエア灯台に立ち寄ってみてくださいね!
それではまた♬
カウアイ島の他の観光スポットに関する記事はこちら↓↓
ハワイの野鳥に関する記事はこちら↓↓
*1:https://www.holoholo.world/kawaraban/special/nene/
*2:https://www.holoholo.world/kawaraban/special/nene/
*3:http://www.yamashina.or.jp/hp/ashiwa/news/201503munaguro.html
*4:https://www.anuhea.info/birds-hawaii/kolea-pacific-golden-plover.html
*5:https://www.holoholo.world/kawaraban/special/kilauea-point-and-seabirds/
*6:http://hawaii4u2c.com/2008/08/19/%E3%82%A4%E3%83%B4%E3%82%A1%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6/
*7:https://www.anuhea.info/birds-hawaii/red-footed-booby.html