アメリカ西海岸で見られる黄色い鳥5選まとめ!!幸せの黄色い鳥も意外とそばに♬
こんにちは、ゆずみそです。
今回は、学生時代に暮らしていたアメリカ西海岸(オレゴン州)で出会える黄色い野鳥たちをご紹介します♬
ちなみにオレゴン州はここです、地味ですが自然豊かでいいところです♬
http://mapsof.net/からの画像
オレゴン州には消費税(Sales tax)が無いから暮らすにはとてもいいよ!!
青い鳥特集はこちら↓↓
西海岸で身近に観察できる黄色い野鳥
その1 ニシマキバドリ (Western Meadowlark/ウエスタンメドウラーク)
Photo credit: phenolog on Visual Hunt / CC BY-NC
黄色いお腹に黒い前掛けが特徴の鳥ですね♬
北米西部および中央の草原や牧場、農耕地に生息しており、主に昆虫や木の実を食べています。
オレゴンでは1971年にステートバード(州鳥)に指定されており、カンサス州、ネブラスカ州、ワイオミング州、モンタナ州、ノースダコタ州などのオレゴン周辺の州でも同様にステートバードとなっています。
とっても綺麗な鳴き声だよ♬
その2 キヅタアメリカムシクイ (Yellow-Rumped Warbler/イエロー-ランプドワーブラー)
Photo credit: USFWS Mountain Prairie on VisualHunt / CC BY
白のアイリングと所々に散らばる黄色が印象的な野鳥です。
オレゴンではとても身近な鳥で、近所の公園などで見ることが出来ました。
日本でも、2010年の春に鎌倉で国内初確認された、ということで一時話題になったそうですね。
Warbler(ワーブラー)っていうのが"さえずる鳥"って意味で、アメリカではムシクイを指すよ!!
その3 オウゴンヒワ (American Goldfinch/アメリカンゴールドフィンチ)
Photo credit: JanetandPhil on VisualHunt / CC BY-NC-ND
鮮やかな黄色と黒のコントラストが印象的な黄色い鳥です♬
森や湿地など、少し町から離れれば簡単に出会うことができる野鳥です。
和名オウゴンヒワの名にふさわしく、繁殖期のオスは写真の通りとても鮮やかな黄色になります。
似た鳥でヒメキンヒワ(Lesser Goldfinch)というのも身近に見られるよ!!
Photo credit: David A. Hofmann on Visual hunt / CC BY-NC-SA
その4 ニシフウキンチョウ (Western Tanager/ウエスタンターネジャー)
Photo credit: USFWS Mountain Prairie on Visualhunt.com / CC BY
鮮やかな黄色に赤っぽい頭が印象的ですね♬
針葉樹林などの森林に好んで暮らし、オレゴンには春になるとやってくる夏鳥です。
冬はメキシコからコスタリカ周辺に居て、春になると北はカナダの方まで渡ります。
繁殖シーズンのオスの顔は赤っぽくなりますが、メスや幼鳥は頭も黄色いままです。
その5 ヒメレンジャク (Cedar Waxwing/シーダーワックスウィング)
Photo credit: skersting66 on VisualHunt / CC BY-NC-ND
下腹部と尾羽の先っちょが黄色い野鳥です。
次列風切羽の先っちょに赤いワックス状のチップが付いていて、英名ワックスウィングの名前の由来になっています。
オレゴンでは道端にたくさん主食となるベリーがなっているためか、大学のキャンパスなどで身近に見られる留鳥となっています。
群れで木のてっぺんの方に居たりするよ!
おわりに
以上、西海岸で身近に観察できる黄色い野鳥5選でした!!
この他にも西海岸にはたくさんのカラフルな鳥がいるので、良かったら下記の動画も見てみてくださいね♬
今回ご紹介したヒメレンジャクとヒメキンヒワもこちらの映像でご覧いただけます。
アメリカ西海岸を訪れた際にはぜひ鳥さんぽもお楽しみください♬
それではまた♬
ハンドメイドもやってます♬
熱海のMOA美術館のカフェ レストラン オー・ミラドーのランチがオシャレでとっても良かったので紹介!
こんにちは、ゆずみそです。
先日熱海に行った際にたまたま空き時間ができたので、母とランチがてらMOA美術館に入っているカフェ レストラン オー・ミラドーに行ってみました。
レストランのHPはこちら
食べログの評価が高めだったので行ってみたら、店内オシャレ!味よし!コスパよし!の大満足ランチだったのでレポしたいと思います♬
MOA美術館ってどこ?
MOA美術館はJR熱海駅からタクシーで5分ほどの小高い丘の上にあります。
バスなら8番乗り場よりMOA美術館行きで7分ほど、終点下車すぐです。
レストランは、美術館の正面入口を入って左奥の通路を曲がり、階段を降りて左に曲がった1階の突き当たりにあります。
私達はすぐ上の熱海倶楽部で家族がゴルフ中だったので、その間に行きました♬
店内はオシャレ♬
さすが美術館に入ってるレストラン、店内はとってもとってもオシャレです♬
私達は朝の10時過ぎに行ったのですが、当日の予約はできないとのことです。
時間をつぶすのが目的だったので、館内も見ずにそのままレストランに入ってしまいました笑
おかげで一番乗り♬
頼んだのは2800円の前菜&メイン&コーヒーor紅茶コース♬
メインはお肉かお魚か選べたので、私はお肉にしました。
それにプチデザートを追加しました、プラス500円くらいだったかな??
前菜
真ん中のソースはあさりときゅうりだったはず(確か)、添えてある葉っぱみたいなのと一緒に食べると美味しいです、と運んできたお兄さんが教えてくれました。
奥のゼリーみたいなのもそのままでも美味しいですが、手前のお塩やジュレと一緒に食べるとアクセントがついてより楽しいです!
手前のサラダもシャキシャキして美味しかったです。
メイン
メインのお肉は鹿肉でした。
鹿肉と言っても全然臭みとかはなく、噛めば噛むほど赤身の美味しさが出てきてそのままでも十分美味しかったです。
周りに添えてある野菜やソースと合わせて食べると色々なバリエーションが楽しめて、一口毎に違う組み合わせで楽しんで食べてました♬
量的には決して多い方ではないのかもしれませんが、様々な味の組み合わせが楽しめるので大満足♬
なんだか一気に食べるのがもったいなくて、お庭を眺めつつゆったりいただきました。
デザート
デザートはチーズ、ベリー、抹茶のケーキでした。
デザートも美味しかったのですが思ったよりふつうに感じました、先ほどまでの感動が強かったせいでしょうかね。
一番右の抹茶が特に濃厚で美味しく印象的でした♬
全体の量感としては母と私にはこれで十分お腹いっぱいでした。
足りない方はメイン2品のコースもあるので、それでもいいかもしれません♬
次はThe Cafeからの景色も楽しみたい
この後、館内を周っていたら時間が来てしまい行けなかったのですが、同じく1階に入っているカフェがとっても良さげだったので、次回はこっちにも行ってみたいです。
何が良さげって、お客さんが海を眺めながら各々にカフェタイムを楽しんでいました。
レストランからのお庭の景色とはまた違って素敵ですよね、ここでお茶タイムを楽しむのも良さそうです♬
おわりに
というわけで、今回はMOA美術館のレストラン、カフェ レストラン オー・ミラドーの特集でした!!
展示はもちろん、それ以外にもランチやカフェ、お庭のお散歩など色々楽しめる美術館でした。私達が行った時にはチェロのコンサートもやっていました♬
熱海で行き先に迷った際は是非立ち寄ってみてくださいね。
それではまた♬
熱海付近の伊豆の観光スポットはこちら↓↓
大室山、城ヶ崎海岸など、伊豆東部火山群は見所たくさん!!地形の成り立ちを予習して2倍楽しもう♬
こんにちは、ゆずみそです。
先日、伊豆の温泉に行ってきました。
ユネスコ認定のジオパークでもある伊豆半島は行くたびに面白い地形を見せてくれるので、毎回なんとなく温泉だけ楽しむのはもったいないと感じていました。
地形の成り立ちも理解して伊豆を2倍楽しみたい!!
というわけで今回は伊豆半島の東側、伊豆東部火山群の成り立ちと見所を紹介したいと思います!
伊豆東部火山群ってどこ?
伊豆東部火山群は、伊豆半島の東側の伊豆高原や城ヶ崎海岸を含む火山地域一帯のことを指します。
そもそも伊豆半島ですが、今から2000万年前には本州から数百km南に離れた現在の硫黄島付近の海に位置していました。
それがフィリピン海プレートに乗って北上し、100万年ほど前に本州の乗っているユーラシアプレートに沈み込む際に陸地同士がぶつかり、さらに火山や隆起などの活動により60万年ほど前には現在の半島のような形になったと言われています。*1
そんな伊豆半島は今でも北上するプレートの作用で隆起が続いています。*2
伊豆半島は本州にぶつかって出来たんだね!!
伊豆東部火山群の見所
そんな伊豆半島にある伊豆東部火山群の成り立ちと見所を紹介したいと思います!
その1 大室山(おおむろやま)
静岡県伊東市の大室山を北西から望む from Wikipedia
大室山は4000年程前の火山噴火で誕生した標高580mのスコリア丘で、国の天然記念物にも指定されています。
スコリア丘とは、火口から地表面に飛び出したマグマのしぶきが空気中で冷えて固まり、それらが火口の周りにいくつも降り積もってできた火山のことです。*3
700年ほど前から毎年2月に山焼きが行われているため大きな草木は育たず、山体の形が非常にわかりやすいのが特徴です。
また、噴火の際に大室山の麓から海に向かって流れ出た溶岩はなだらかな地形を生み出し、伊豆高原となりました。その後、溶岩は4kmほど先の海まで流れて現在の城ヶ崎海岸を形成しました。
そんな地域の地形形成に一役買った大室山、ロープウェイに乗って山頂まで行き、一周1km程の火口の周りをぐるっと徒歩で一周することができます。
夏場は火口から上がってくる冷たい風が気持ちいいです!!
その2 城ヶ崎海岸(じょうがさきかいがん)
大室山の噴火によって4000年程前にできた城ヶ崎海岸。
侵食は進んでいるものの、比較的新しくできた海岸線のため衛星写真から溶岩が海に流れ出た痕跡がわかります。
海岸に行ってみると、そこは断崖絶壁の険しい海岸線です。
Photo credit: akira yamada on Visual hunt / CC BY-SA
溶岩が冷えて固る際に柱状に亀裂が入ったものを柱状節理と呼びます。
城ヶ崎海岸では波などの侵食によりこの柱状節理がむき出しで見れる状態になっているので、ぜひチェックしてみてくださいね♬
一帯にはこの地に自生するスカシユリが咲いていました、夏の花らしいです。
門脇吊橋からは絶景が望めるそうです、今回は行けなかったので次回は必ず!
静岡県伊東市の城ヶ崎海岸にある門脇吊橋 from Wikipedia
おわりに
以上、伊豆半島の東側、伊豆東部火山群の成り立ちと見所の特集でした!
伊東市に行ったら是非立ち寄ってみてくださいね。
それではまた♬
熱海付近ならMOA美術館のランチもオススメです↓↓
野鳥グッズが欲しくて始めたハンドメイド活動!!野鳥・生き物アクセサリーを作ってます♬
こんにちは、ゆずみそです。
ゆずみそが趣味でやっているハンドメイド活動についてご紹介したいと思います!
始めたきっかけ
そもそもアメリカでは気軽に野鳥グッズが買えた!
私はアメリカ留学中に野鳥を見るようになったのですが、野鳥好きを後押しした要因としてアメリカでは空港や観光地の売店などで気軽に野鳥グッズを買える、というのがありました。
そもそも私が鳥さんぽにハマったきっかけはこちら。
当時通っていた大学の生協でも身近に居る野鳥をモチーフにしたグッズやアクセサリーを扱うコーナーがあり、ラインナップもよく変わるのでいつも楽しみにチェックしていました。
特に私のお気に入りはこの指人形シリーズ↓↓で、ワタリガラス、ハクトウワシ、ステラーカケスなど、見つけたらよく買っていたものです♬
日本の野鳥バージョンもあったら欲しいくらい。
Finger Puppet - Folkmanis - Mini Eagle New Animals Soft Doll Plush Toys 2642
- 出版社/メーカー: Folkmanis Puppets
- メディア: おもちゃ&ホビー
- この商品を含むブログを見る
日本では野鳥グッズをあまり見かけない><
しかし、帰国後に街を歩いたり旅行に行っても日本ではそんなに野鳥グッズを見かけないことに気づきました。
インコやペット系の鳥グッズはよくみるけど野鳥は少ないぞ!!
かくして私は自分が欲しいがためにハンドメイドを始める決意をしたのでした。
もともと動物の絵を描くのは好きだったので、野鳥をモチーフにデザインを起こし、試行錯誤しながら今のプラ板アクセサリー作りを始めました。
ハンドメイド"Holoholo Factory"について
というわけで、ゆずみそがやっているハンドメイドについてご紹介します♬
Holoholo Factoryの名前の由来
Holoholo Factoryというお店の名前ですが、"holoholo"はハワイ語で"ぶらぶらする"とか"散歩をする"という意味です。
野鳥に限らずその時に作りたいと思ったものを作る♬というゆるいコンセプトです。
同様の理由でこのブログのタイトルにも"holoholo"がついてます、なので鳥ネタ以外にもいろいろ書いています♬
Holoholo Factoryのマスコット
ごいさぎとゆずみそです。
作品を購入いただいた際についてくる台紙や手書きのメッセージなどに登場します。
野鳥の会のイベントに参加した時は看板のボードにも登場しました♬
※即売会に出店したこともありますが、基本的にはminneでネット販売というスタイルです!
"Holoholo Factory"の作品紹介
ここからは作品の一部をご紹介します♬
主にピアスorイヤリング、ブローチ、ヘアゴムなどを作っています。
作品紹介 野鳥シリーズ
メインの野鳥シリーズです、日本の野鳥に限らず海外の野鳥も作っています。
最近の新作はコウロコフウチョウとカタカケフウチョウの求愛ダンスシリーズです♬
作品紹介 ペットシリーズ
最近はインコ等も好きで、ペットシリーズも作り始めました♬
まだセキセイインコだけなんですけど、ちょっとずつ増やせたらと思ってます!
作品紹介 海の生き物シリーズ
海の生き物も作っています、コウテイペンギンやシャチあたりが人気です。
最近の新作はカクレクマノミです♬
おわりに
以上、ゆずみそのハンドメイド活動についてご紹介させていただきました!
minneでは他にもいろんな作家さんの素敵な野鳥グッズが見られるので、街で野鳥グッズが見つからない!!って方にはオススメです♬
良かったらギャラリーも見ていってくださいな♬
それではまた♬
シジュウカラのオスメスの違いやシジュウカラに似てるヒガラとコガラの見分け方まとめ♬
こんにちは、ゆずみそです。
毎年、冬の終わりごろに「ツーピーツーピーツーピー♬」とさえずり始め、春の訪れを教えてくれるシジュウカラ。
今回は、そんなシジュウカラのオスメスの特徴と、シジュウカラによく似たヒガラとコガラの見分け方を紹介したいと思います♬
身近に観察できる日本の野鳥10選はこちら↓↓
その1 シジュウカラ(四十雀)
まずはシジュウカラを見てみましょう♬
日本全国に分布し、市街地などで比較的身近に見られるのがこのシジュウカラです。
光に当たると、黄緑色に輝く背中が特徴です。
Photo credit: photo.jhassy on Visual Hunt / CC BY-NC-ND
きれい〜♬
また、正面から見ると首からお腹にかけて黒いネクタイのような縦線が通っており、これが太いものがオス、細いものがメスと言われています。
見る場所としては、両足の間を見るのが一番わかりやすいかと思います。
Photo credit: tomosuke214 on Visualhunt.com / CC BY-NC-SA
オスは足の付け根の方までネクタイが広がり、メスはそこまで広がっていません。
並べてみるとこんな感じです。
見つけたら、下腹あたりに注目です♬
その2 ヒガラ(日雀)
Photo credit: ianpreston on Visual Hunt / CC BY
こちらはヒガラ、寒い時期は市街地に降りてくることもありますが、普段は山地にいることが多いです。松などの針葉樹林によく居ます。
シジュウカラに似ていますが、シジュウカラの様なネクタイはなく、黒くて短い頭の冠羽と白い後頭部が目立つのが特徴です。
こちらは正面からの写真、黒いネクタイはありません。
Photo credit: Steve_Herring on Visualhunt / CC BY-ND
また、横から見たときに羽の部分に白い線が2本入るのも特徴です。
Photo credit: ianpreston on Visualhunt.com / CC BY
シジュウカラの羽の白い線は1本だけなので、わかりやすいです。
鳥の羽に入る線のことを翼帯(よくたい)と言うよ!!
その3 コガラ(小雀)
Photo credit: Sergey Yeliseev on VisualHunt.com / CC BY-NC-ND
こちらはコガラ、上の2種よりは比較的標高の高い山地の森に居ることが多いです。
シジュウカラやヒガラと違い、目立った翼帯(よくたい)はなく、くちばしの下の黒い模様もちょびっとだけです。
ちょび髭が素敵なコガラさん♬
こちらは正面からの写真。
Photo credit: Sergey Yeliseev on VisualHunt.com / CC BY-NC-ND
黒いベレー帽をかぶっているみたいですね。
コガラはちょび髭ベレー帽って覚えてるよ♬
ちなみに、コガラにそっくりな野鳥でハシブトガラという鳥も居ます。
Photo credit: harum.koh on Visual hunt / CC BY-SA
ハシブトガラは日本では北海道にしか居ないので、東北以南で見かけたらほぼコガラと思って良いでしょう。
おわりに
以上、シジュウカラのオスとメスの特徴と、シジュウカラによく似たヒガラとコガラの違いと見分け方でした♬
もしシジュウカラっぽい鳥を見かけたらぜひ参考にしてみてくださいね。
それではまた♬
ハンドメイドもやってます↓↓
コンビニ駐車場で尾羽を上下にフンフン♬身近なハクセキレイ、セグロセキレイ、キセキレイの違いと見分け方まとめ!!
こんにちは、ゆずみそです。
コンビニの駐車場で、スタスタ〜とすばやく地面を歩き、時々止まっては長いしっぽを上下にフリフリさせ、ピピピッと鳴きながら飛んでいく鳥を見たことがあると思います。
今回は、日本で見られる身近なセキレイ類、ハクセキレイ、セグロセキレイ、キセキレイの3種の違いと見分け方を紹介したいと思います♬
身近に観察できる日本の野鳥10選はこちら↓↓
日本で見られる主なセキレイ類
その1 ハクセキレイ(白鶺鴒)
よくコンビニの駐車場に居るのはほぼこのハクセキレイでしょう。海に近い河川や水辺にも居ますが、道路や駐車場、駅のホームなど人工的な場所でもよく見かけます。
ハクセキレイはオス、メス、夏羽、冬羽と姿にバリエーションがあり細かい判別は複雑ですが、基本的に目の黒い横線を挟んで上下(額と頬)が白いのが特徴です。
目の横線を厳密には過眼線(かがんせん)と言うよ!!
こちらの写真はオスの夏羽、頭から背中まで真っ黒でモノトーンが引き立ちます。
Photo credit: Greg Peterson in Japan on Visual hunt / CC BY-NC-SA
こちらの写真はオスの冬羽、頭は黒いままですが、背中が灰色になります。
こちらはメス、全体的に色が薄く、冬羽は頭から背中まで灰色です。
Photo credit: harum.koh on Visualhunt / CC BY-SA
顔が黄色っぽいのは幼鳥だよ!!
その2 セグロセキレイ(背黒鶺鴒)
セグロセキレイは河川の中流付近で比較的多く見られるセキレイ類です。季節やオスメスで際立った見た目の違いはなく、日本固有種と言われています。
というものの、周辺各国での繁殖も確認されているそう。
ハクセキレイのオスの夏羽に似ていますが、ハクセキレイは目の下が白く、セグロセキレイは目の下まで真っ黒なので見分けがつきます。
セグロセキレイは、都会派のハクセキレイよりは水辺の近くに居ることが多いよ!!
その3 キセキレイ(黄鶺鴒)
黄色いお腹が特徴のキセキレイ、上の二種と比べて見分けがとても簡単です。
キセキレイは河川の上流付近、渓流や自然の豊かな水辺付近に居ることが多いです。
こちらの写真は冬羽、オスメス共に白い喉をしています。
Photo credit: Greg Peterson in Japan on VisualHunt / CC BY-NC-SA
こちらの写真は夏羽、特にオスは喉が真っ黒になり白い顎線が目立つようになります。
メスの夏羽は、喉が白いものから黒いものまで色々居るよ!*1
キセキレイは他のセキレイに比べると警戒心が強いので、近づくときは飛んでいかないように焦らずじっくりがオススメです!
おまけ この鳥はどなた??
幼鳥っぽい気もするけど、セグロセキレイの親戚さんとか??
この鳥がどなたかご存知の方はぜひ教えてください〜っ
おわりに
以上、日本に見られる主なセキレイ類3種でした!!
ハクセキレイとセグロセキレイが少し似ていますが、この辺りが見分けられると野鳥観察もより一層楽しくなってくると思いますので、是非参考にしてみてくださいね。
それではまた♬
ハンドメイドも作ってます↓↓
カウアイ島のキラウエア灯台(ダニエル・K.イノウエ・キラウエア・ポイント灯台)は絶景海鳥天国!!見られる野鳥を予習しよう♬
こんにちは、ゆずみそです。
今回は、ハワイ州カウアイ島の南部に位置するダニエル・K.イノウエ・キラウエア・ポイント灯台(通称キラウエア灯台)をご紹介します!
カウアイ島最北端にあるこの灯台の周辺はキラウエア国立野性動物保護地区に指定されており、美しい景色もさることながら沢山の野鳥がお出迎えしてくれる場所でもあります。
野鳥好きのゆずみそにはたまらん観光スポットです♬
- 楽しみ方その1 キラウエア灯台の絶景を楽しもう
- 楽しみ方その2 キラウエア灯台の野鳥を楽しもう
- その1 ハワイガン/ネネ (Hawaiian Goose/ハワイアン グース)
- その2 ムナグロ/コーレア (Pacific Golden Plover/パシフィック ゴールデン プローバー)
- その3 アカオネッタイチョウ/コアエ・ウラ (Red-tailed Tropicbird/レッドテイルド トロピックバード)
- その4 オオグンカンドリ/イヴァ (Great Frigatebird/グレイト フリゲートバード)
- その5 アカアシカツオドリ/アー (Red-footed Booby /レッドフッテッド ブービー)
- その6 オナガミズナギドリ/ウアウカニ (Wedge-tailed Shearwater /ウェッジテイルド シアウォーターズ)
- おわりに
キラウエア灯台ってどこ?
キラウエア灯台は、カウアイ島最北端のキラウエア岬に位置しています。
住所:3580 Kilauea Rd, Kilauea, HI 96754 アメリカ合衆国
島の玄関口であるリフエ空港からキラウエア灯台までは車で40~50分ほどです。
途中で通過するカウアイ島ののどかな街並みも楽しめるよ♬
入園料は2019年現在、大人1人10ドル(15歳以下は無料)のようです。
公式サイトはこちら↓↓
楽しみ方その1 キラウエア灯台の絶景を楽しもう
キラウエア灯台はその絶景で有名です。
Photo credit: Garden Isle Images on Visualhunt / CC BY-NC-ND
Photo credit: pfly on Visualhunt.com / CC BY-SA
岬の沖合いに見える小さな島は、モクアエアエ(MOKUAEAE)島です。
海鳥やハワイモンクアザラシなどの重要な拠点となっています。
周辺にはビジターセンターもあり、お土産も購入できます。
楽しみ方その2 キラウエア灯台の野鳥を楽しもう
キラウエア灯台の周辺には海鳥などの野鳥が沢山居ます。
地面にもいろいろ居るし、空にもなんかブンブン飛んでる...
ここで見られる野鳥を 何種か予習してみましょう♬
動画でも紹介してます♬ (最初はイルカが出ます)
その1 ハワイガン/ネネ (Hawaiian Goose/ハワイアン グース)
ハワイ州の州鳥にもなっているネネ、ハワイ固有種です。
カナダガンが元祖と言われており、ハワイで独自の姿に進化したそうです。*1
外来種のマングースによる卵の捕食により、1951年頃に一度絶滅しかけたネネですが、計画的に放鳥され数を増やし、現在のカウアイ島では増えすぎ問題が勃発しているようです。*2
キラウエア灯台の車を降りたあたりの駐車場につがいで居ました。
ネネはハワイ語の名前、現地でもネネで通じるよ!!
その2 ムナグロ/コーレア (Pacific Golden Plover/パシフィック ゴールデン プローバー)
Photo credit: jonasflanken on Visual hunt / CC BY-NC-SA
コーレアはシベリアやアラスカからハワイまでやって来て冬を過ごす渡り鳥です。
ハワイには8月末〜4月まで滞在するそうで、その後、北へ帰る中継地点として日本にも立ち寄るそうです。*3
キラウエア灯台では、ネネの駐車場の横の芝生で単独行動して居ました。
この時はコーレアが来たばかりの9月でしたので、上の写真と同じ姿で見られましたが、北へ帰る繁殖期前の3~4月頃だと、コーレアは換羽して下のような姿になっているので要注意です。*4
Photo credit: TurasPhoto on Visual hunt / CC BY-NC
ちょっと警戒心が強めだよ!!
その3 アカオネッタイチョウ/コアエ・ウラ (Red-tailed Tropicbird/レッドテイルド トロピックバード)
Photo credit: jonasflanken on Visual hunt / CC BY-NC-SA
赤いクチバシと赤い尾羽が印象的なハワイ在来の海鳥です。
ハワイでアカオネッタイチョウを観察するなら、カウアイ島のキラウエア灯台が絶好の場所かと思います。
似た種類で、シラオネッタイチョウ/コアエ・ケアという種類も居ます。
Photo credit: kansasphoto on Visual Hunt / CC BY
白い尾羽が印象的だね♬
その4 オオグンカンドリ/イヴァ (Great Frigatebird/グレイト フリゲートバード)
Photo credit: qmnonic on Visualhunt / CC BY
その巨大さと独特なシルエットでインパクト大なオオグンカンドリ/イヴァです。
この辺じゃ一番大きな鳥ですが、魚は自分で取らず他の鳥が獲ったものを横取りするという他力本願な生活をしています。*5
キラウエア灯台の上空を優雅にくるくると旋回していますが、歩くのは下手くそなためか、なかなか陸には降りて来ません。
最初の画像はメス、オスは真っ赤な喉袋を持っています。
Photo credit: Charlesjsharp on Visual Hunt / CC BY
幼鳥は胸から頭まで白いよ♬
その5 アカアシカツオドリ/アー (Red-footed Booby /レッドフッテッド ブービー)
Photo credit: mastrfshrmn on VisualHunt / CC BY
おそらくキラウエア灯台でもっとも多く見れるのが、このアカアシカツオドリ/アーかと思います。目元のブルーアイシャドーと赤い足が特徴です。
灯台の柵から両サイドを見渡すと、森の木のてっぺん一面彼らがに営巣しているのが見られました。
こちらは灯台の上部に留まっていた幼鳥、足はまだ淡いピンク色です。
他にカツオドリやアオシラカツオドリなども居るけど、ハワイ語だと全部"アー"だよ!*7
その6 オナガミズナギドリ/ウアウカニ (Wedge-tailed Shearwater /ウェッジテイルド シアウォーターズ)
Photo credit: ajmatthehiddenhouse on Visualhunt / CC BY-NC
このオナガミズナギドリ/ウアウカニは、地面に掘った穴に営巣するのが特徴です。
雛が居るとのことでしたので探してみたら、なんとキラウエア灯台の根元の植え込みに居ました!!!
ち、近い!!そしてモフい!!!!
他の観光客は気づかず素通りしてましたが、母が発見。
気がつくとみんな注目してみてましたが、雛は動じる様子もなくのんびりしてました。
想像以上にものすごく近くに居てびっくりでした。
尊いヒナさんを堪能する動画はこちら↓↓
おわりに
いかがでしたでしょうか?
野鳥がわかると楽しみも2倍だと思います♬
カウアイ島に行ったら是非キラウエア灯台に立ち寄ってみてくださいね!
それではまた♬
カウアイ島の他の観光スポットに関する記事はこちら↓↓
ハワイの野鳥に関する記事はこちら↓↓
*1:https://www.holoholo.world/kawaraban/special/nene/
*2:https://www.holoholo.world/kawaraban/special/nene/
*3:http://www.yamashina.or.jp/hp/ashiwa/news/201503munaguro.html
*4:https://www.anuhea.info/birds-hawaii/kolea-pacific-golden-plover.html
*5:https://www.holoholo.world/kawaraban/special/kilauea-point-and-seabirds/
*6:http://hawaii4u2c.com/2008/08/19/%E3%82%A4%E3%83%B4%E3%82%A1%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6/
*7:https://www.anuhea.info/birds-hawaii/red-footed-booby.html