ハシブトガラスとハシボソガラスの違いって?身近な2種類のカラスと見分け方5選♬
こんにちは、ゆずみそです。
日本で野鳥観察を始めたころに気づいたのが、
身近に見られるカラスには2種類居る!!ということです。
今回は「鳥さんぽ」をもっと楽しむために、ハシブトガラスとハシボソガラスの違いとその見分け方をご紹介します♬
時間がない方は1:30で終わる動画の方をどうぞ♬↓↓
ハシブトガラスとハシボソガラスの違い
その1 くちばしとおでこのラインを見る
おそらく一番わかりやすい見分け方でしょう。
こちらはハシブトガラス。
くちばしとおでこの角度がキツめで、だんだんとわかりやすい2段を描いています。
ハシブトガラスは基本的におでこが出っ張り気味なのです。
こちらはハシボソガラス。
くちばしとおでこの角度がユルめで、ほぼ直線に近いシャープな印象です。
ただし、この角度はカラスが頭部の羽を膨らませたり戻したりすることで簡単に変わるので、要注意!!
しばらく様子を見てから判断するのがオススメです!!
その2 上くちばしの形を見る
というわけで、よく私が参考にしているのが、上くちばしの形です。
ハシボソガラスはそうでもないですが、ハシブトガラスのくちばしはかぎ針の様にカーブしています。
ハシブトガラスの上くちばしの形状とカーブ感を記憶してしまえば、なんとなくどちらかは見分けがつく様になると思います。
上くちばしが大きく曲がってるのがハシブトさんだね♬
その3 羽の光沢を見る
カラスは基本黒いですが、その羽毛の光沢によってもその見え方は変わってきます。
有名なのは光の99.95%を吸収するフウチョウ科の野鳥ですね、光沢がなくとても真っ黒です。
こちらはハシブトガラス。
光が当たると黒い羽がテカテカしてブルーやパープルに見えます。
黒くても実はオシャレさんなのかもしれません。
対してこちらはハシボソガラス。
光が当たってもそれほどテカテカいろんな色には見えません。
落ち着いたシックな印象がハシボソさんの特徴かもしれませんね。
ゆずみそはどっちも好みです♬
その4 鳴き声と鳴き方を見る
ハシブトガラスは、割にクリアな声でカアカアと鳴きます。
ハシブトガラスの鳴き映像はこちら↓↓
お辞儀をしながら尻尾を揺らして鳴くのが特徴です。
ハシボソガラスは、割に濁った声でガアガアと鳴きます。
ハシボソガラスの鳴き映像はこちら↓↓
ハシボソガラスは頭を突き出して鳴くのが特徴です。
ハシボソのは伸び〜っとしてるみたいだね!!
その5 居る場所を参考にしてみる
ハシブトガラスはもともと森で暮らしていたそうです。
なので、比較的高いビルや建物にとまっていることが多いです。
地面を歩く時も両足でスキップする様に歩いていることが多いです。
対するハシボソガラスは、もともと開けた農耕地で暮らしているカラスだそうです。
なので、比較的平たい河原や大きな都市公園の広場にいることが多いです。
地面はテクテクと足を交互に出して上手に歩いていることが多いです。
これも傾向なので、判断材料のひとつとしてみておくといいと思います♬
どっちかな??って考えるのも楽しいね♬
おまけ
カラスを見ているとこんなのにも出会うことがあります。
頭に茶色のモフモフが...ハシボソさんの幼鳥かな??
頭の茶色い子を見たのはこの時だけですが、換羽期に出会うと見れるようです。
ん??なんかあのハシボソ、首元が白いぞ??
カラスの体の羽毛は、表面は黒いけど内側は白いようです(ハシボソは特に。
なので、風が吹いたりするとめくれ上がって内側の白い部分が見えるよう。
この他にも部分白化といって表面の羽の一部が白い個体や、渡りなどで日本にやってくるカラスもいるので、見つけたらよく見てみると楽しいかもしれません♬
おわりに
以上、ハシブトガラスとハシボソガラスの違いとその見分け方をご紹介しました♬
カラスは頭が良く色んな遊びもするので、見ていて飽きないです。
日本のカラスはサイズが大きい割に身近に観察できるので、観光にきた外国の人が喜んで写真を撮るそうです。
アメリカにもカラスは居ますが、もっとも一般的なアメリカガラス(American crow)は日本のカラスよりひと回り小さく、国立公園などの大自然に行かないとワタリガラス(Raven)などの大きなカラスは見られません。
海外の人のちょっとしたアトラクションにもなってるんだね♬
まだまだ奥が深いカラス、まずはハシボソガラスとハシボソガラスを見分けられる様になると楽しくなってくると思いますので、参考にしてみてくださいね。
それではまた♬
さきほど行水してたハシブトガラスの動画はこちら↓↓
ハンドメイドもよろしくです!!
でかいクモが家の中に!?アシダカグモさんと恐怖の一晩を過ごした話
こんにちは、ゆずみそです。
梅雨明けが待ち遠しい今日この頃、いかがお過ごしでしょうか?
今回は家で見たことのないバカでかいクモさんに遭遇したのでそのお話です。
蜘蛛の画像が苦手な方はUターンしてくださいね!!
それはある梅雨の晩のこと
というか先週ですが...
夕食の支度をしようとキッチンの電気を付けコンロで調理をしていると...
突然、頭の上でシュッシュッと上から大きな影がチラつきました。
ひええ!?な、なんだ、オバケか!?
ビックリして腰が抜けるも、おそるおそる上のほうを見ると...
!!!レンジフードの光の中に何か居る!!!
...??
!?
ぐええええくぁwせdrftgyふじこlp!!!!!
そう、レンジフードのライトの中、私の頭の真上にヤツは居たのです。
とりあえず料理を終わらせる
う、動いとる、動いとるうううううう!!!
おそらく換気扇から料理の熱い煙が入って来て暴れ出したのでしょう。
光の中で止まっては暴れ止まっては暴れ、動くたびに影がチラつくので怖いのなんの...
ヤツが居るのは調理していた私のちょうど真上...しかし火は付いたまま...
と、とりあえず作っちゃわないと焦げちゃう!!!
頭上でいつ動くかわからない影に恐怖しながらなんとか料理を終わらせるのでした。
お、落ちて来なくてよかった.....(ほっ)
夫は夜勤で不在
...こんな時に限ってでしょうか、その日はたまたま夫が夜勤で帰るのは翌日。
ひとりで戦えない以上、ヤツと一晩を共にすることは必須...
レンジフードの中がどうなってるかもわからず、体長6cm程度はあろうヤツがいつ室内に侵入してくるかもわからない状況に心臓バクバク。
念の為もう一度覗き込む...
....そ、そうですよね、まだ居らっしゃいますよね....
と、とりあえずガムテープで見えるスキマは封鎖だ!!!
最後のガムテを貼る時にこれ以上空気が吸い込まれなくなったので、換気扇は停止。
ここ以外に空気の通れるスキマはないとわかり少し安心。
よーし、これで今夜は凌げるだろう。
その後、右奥の角のガムテがべろーんと剥がれ落ちてるのを夜中に見つけ戦慄.....震えながら補強しました。
翌日、クモさん死す
翌日、電気をつけるとガムテ越しに影が動いた、ヤツはまだそこにいる。
知らせを聞いた夫が虫除けやら殺虫剤やらを買って来てくれた。
ただいま〜、試しに虫除けスプレーして様子みない??
封鎖したガムテを少し剥がし、虫除けスプレーをして外への脱出を促すことに。
その後、外の換気口を確認するとクモの糸がツーっと下まで垂れていた。
下を見ると、小さい可愛らしいクモたちが数匹脱出して避難していました。
まっくろくろすけの退場みたい、ヤツも出てくれるといいねえ。
私は外出の予定があったので、あとは任せて出かけると帰りに夫からLINEが。
でっかいクモさんまだ居るね、でも死んでるみたい。
え、虫除けで??死んじゃったか。
うん、写真見る??
あれば!
閲覧注意です!!
!?
ぎょえええーっ
駆除。
ビックリした、いや、外に出したならそうと言ってくれ....
おーう、そーりー
ライト部分は開閉可能だったみたいで、亡くなったクモさんは回収できました。
そのあと夫がレンジフード内も掃除してくれ、他に虫は居なかったそう。(ありがたや...
尚、レンジフードの吸気口にはフィルターが付いていて、心配しなくとも室内には物理的に入ってこれなかったみたいです。
怖がり損か...、でもあれは怖いわ
きっと迷い込んじゃって、出れないわ熱いわでクモさんもパニックだったのかも。
今後の対策
きっと外の換気口から入ったんだね、ネットでもかけようか。
ネットは家にあった台所用の水切りネットを使用。
こんな感じでキッチンと洗面所の換気口(2箇所)にネットをかけました、今後同じ様なことがないことを祈るばかりです。
後日、洗面所側のネットに目をやると、中で同種と見られるクモさんがお亡くなりになっていました。。
繁殖地にされてたのかしら。。
ヤツの正体は??
調べたところ、 「アシダカグモ」という種類のクモでした。
タランチュラみたいな見た目ですが、毒はなく臆病な性格だそうです。
ゴキブリを食べるみたいで、一般的には益虫扱いのようです。。うーん。
まあ、怖いし一緒に住みたくはないかなあ。
あんな腰が抜けたのは、屋久島のコテージで手のひらサイズのゴキブリを見た時以来だよ。
て、手のひらサイズのGだと....
おわりに
今まであんな大きなクモは見たことがなかったので、びっくり仰天💦な出来事でした。
東京育ちの母も生まれてこのかた見たことないそうで...
今住んでいる所は川が近いので、それもあるのかなあ。
あー、怖かったー。
それではまた♬
その後、引っ越し先の新居でもG騒動が😭↓↓
野鳥・旅行関連記事もよろしくです!
カウアイ島のポイプビーチが最高だった!!シュノーケリングや人気のホテルで朝食も♬
こんにちは、ゆずみそです。
今回は、ハワイ州カウアイ島の南部に位置するポイプビーチをご紹介します!
カウアイ島を訪れた際には是非ともオススメしたい観光スポットです!!
ポイプビーチってどこ?
ポイプビーチはオアフ島のお隣の島、カウアイ島の南部にあるビーチです。
カウアイ島は別名ガーデン・アイランドと呼ばれ、ほぼ毎日雨が降ると言われていますが、ポイプビーチのある南部は晴天率が高いことで有名です。
これは、貿易風が標高の高いワイアレアレ山にあたり、そこで大量に雨を降らせるので、水分を失った乾燥した空気が島の南部に流れるためです。
島の玄関口であるリフエ空港からポイプビーチまでは車で30分ほど、駐車場も広々としています♬
ポイプに近づくにつれて植生も、湿潤な森→サバンナ→サボテン地域と、どんどん変わって行くのが面白いよ!!
そんなお天気の良いポイプビーチは、アメリカのテレビ番組「トラベル・チャンネル」によって全米No.1ビーチに選ばれたこともある、全長6キロ程の人気のビーチです。
今後一週間のポイプビーチの天気はこちらから!!
ポイプビーチの魅力ポイント
その1 晴天率が高いゆえの綺麗な景色!!
Photo credit: Garden Isle Images on Visual Hunt / CC BY-NC-ND
コンドミニアムから歩いて2~3分、まず目に飛び込んできたのがこの景色です!!
波が、波が、エメラルドグリーン色に輝いている!!!
あ〜他人のふり他人のふり。。ていうか早くビーチ行こうよ。
ここからもう数分歩くと、穏やかな波と砂浜の広がるポイプビーチがあります。
その2 ビーチには生き物がたくさん♬
ビーチに着くと、先客がたくさん居ました♬
波打ち際にはウミガメやアザラシ、そしてビーチではカウアイ名物・野生のニワトリが出迎えてくれます!!
ハワイのニワトリや野鳥に関する記事はこちら↓↓
滞在中はほぼ毎日会うことが出来たので、どうやらみんな常連のようです。
アザラシやウミガメの周りにはロープや線が引かれ、ライフガードや監視員さんが見守っているので彼らも安心してのんびりできるんですね♬
小さい子も多いので、水鉄砲で遊んでる子達がウミガメの甲羅越しにピューってやってたけどね。。笑
ウミガメとアザラシのからみも!?常連さんがのんびりしている動画はこちら↓↓youtu.be
その3 海の中にも生き物がたくさん♬
広いポイプビーチには、シュノーケリングが楽しめるスポットが2箇所あります!
とっても浅いので、手を伸ばせばお魚にタッチ出来そうな距離です!!
Photo credit: u07ch on Visualhunt / CC BY
画像はイメージですが、こんな感じでカラフルなお魚がたくさん泳いでいました♬
色んな柄のチョウチョウウオやツノダシ、フムフムヌクヌクアプアア(ハワイの州魚)なども居ました。
フムフムヌクヌクアプアアは日本語でタスキモンガラだそうです↓↓
ハワイの海ならどこにでも居ますが、ウニやダツや小さなウツボなど、少し注意が必要なヒトたちも居たので、岩をひっくり返す時などは気をつけてくださいね!!
運が良ければ、アザラシやウミガメとも一緒に泳げるよ♬
また、場所によっては潮の流れが強い箇所があるので、ビーチにある注意書きをチェックしておくか、ライフガードさんにも情報を聞くと良いでしょう♬
ゆずみそは何度か流されて、アザラシ達が寝てる背後に打ち上げられました。
ていうか他にも何人か一緒に打ち上がってた(邪魔や
フィン持参が正解です!!!!
その4 ビーチでのんびり派にもありがたい設備
このポイプビーチ、正確にはポイプ・ビーチ・パークという公園の中にあるビーチになっています。
子供の遊具や、BBQ施設、ピクニックテーブルもあるので、海で泳がなくても十分に楽しむことができます♬
今回ビニールシートを忘れてしまったのですが、ピクニックテーブルで問題なく過ごすことが出来ました♬
Photo credit: K e v i n on Visualhunt.com / CC BY-NC
そして、人気のビーチと言えどオアフ島のワイキキビーチほど混んではいないので、場所取りに焦ることもなく、ネイバーならではののんびりした時間を過ごせました♬
その5 ビーチ沿いのホテルで朝食も♬
そして、ポイプビーチは マリオットやシェラトンなどの大手リゾートホテルが立ち並ぶカウアイ島有数のリゾートエリアでもあります。
最終日の朝はポイプビーチをお散歩して、大人で落ち着いた雰囲気に定評があるコアケアホテルに向かいました。
ビーチのちょうど真ん中あたりにあるホテルに到着、敷地内を歩いてレッド・ソルトという素敵な雰囲気のレストランで朝食を楽しみました♬
ロブスターのベネディクトに感動!!!!
スフレパンケーキも感動のふわふわでしたが、ロブスターが美味しすぎて衝撃でした。
コアケアホテル公式サイトはこちら↓↓
おわりに
以上、ポイプビーチの魅力を紹介させていただきました!!
カウアイ島に行ったら是非立ち寄ってみてくださいね♬
それではまた♬
カウアイ島の他の観光スポットに関する記事はこちら↓↓
いきなり出てきた「黒ぺん」さんは、旅の記録をインスタグラムで投稿しています。
(黒ぺん)遊びにきてデス!!
文鳥がハワイでは野生化!?ハワイで観察できる身近な鳥10選まとめ!!
こんにちは、ゆずみそです。
今回はハワイ旅行に行った際によく見かける野鳥たちをご紹介します♬
ハワイに行った皆さんもきっと見たことあるはず!!
「鳥さんぽ」って何?って人はこちらを見てね!
ハワイで観察できる身近な野鳥
その1 イエスズメ (House Sparrow/ハウス スパロウ)
Photo credit: Christopher Dart on VisualHunt / CC BY
こちら、日本のスズメとは違い、頭が灰色で黒いほっぺがないのが大きな特徴です♬
日本のスズメと見間違いやすい野鳥の記事はこちら↓↓
警戒心が緩いのか、その名の通りよく飲食店や空港の中に居ます。
どっから入るんだろう...
ちなみに日本のスズメと違い、オスとメスの見た目は全然違うので注意です!!
調べるまで別の種類だと思ってたよ〜〜!!
その2 チョウショウバト (Zebra Dove/ゼブラ ドーブ)
青白い顔が印象的の体長21cmほどの少し小さいハトです。
ハワイに来たなら一度は聞いたことがあると思います、この声です。
空港を出てこの声が聞こえると、ハワイに来たなあ〜って思うよ♬
元々は東南アジアの野鳥で、1920年代にハワイに持ち込まれたそうです。
英名(Zebra)の由来は、お腹の模様がシマウマに似ているからだそう。
そんなチョウショウバトの恋の駆け引きはこちら↓↓
その3 カノコバト (Spotted Dove/スポッテド ドーブ)
首元のはんてん模様がオシャレな、日本のカワラバトよりやや小さめのハトです。
こちらも東南アジア原産で、1870年代にハワイに移入されました。
チョウショウバトと同じく、空港や街のコンクリートをよく歩いています。
和名のカノコは鹿の子の斑点模様が由来なんだって!!
その4 メジロ (Japanese White-eye/ジャパニーズ ホワイトアイ)
Photo credit: CharlesLam on Visual Hunt / CC BY-SA
日本でメジロと言えば梅のイメージですが、南国ハワイでもたくましく繁殖しています。
1930年代に日本からハワイに持ち込まれ、数が減少しているハワイ原産のミツスイと同じ種類の花の蜜を吸うので、生態系を脅かす有害外来種としての見方もあるようです。*1
ハワイ原産のミツスイはこちらの記事で紹介しています。
小さくて見つけにくいけど、ホテルや家の庭に普通にいるよ!!
その5 カバイロハッカ (Common Myna/コモン マイナ)
黄色いくちばしと目が印象的なムクドリ科の鳥です。
もともとインドを含む周辺のアジア地域に自然分布していたものがオーストラリアやハワイに持ち込まれ、その強い適応力から国際自然保護連合が定める世界の侵略的外来種ワースト100にも選ばれています。
外でご飯を食べてるとギャーギャー(よこせ〜!!)と集団でやってくるよ!!
その6 コウカンチョウ (Red-crested Cardinal/レッド-クレステッド カーディナル)
真っ赤な頭が特徴の鳥で、ビーチや公園などで比較的身近に観察できます。
他の鳥の群れに混じっていることも多く、この写真を撮った時もニワトリや他の鳥たちと一緒に行動していました。
もともとは南アメリカの野鳥で、1920年代にハワイに輸入されました。
ハワイで見られる赤い色の鳥の特集記事でも紹介しています↓↓
その7 ブンチョウ (Java Sparrow/ジャバ スパロウ)
日本ではペットのブンチョウ、ハワイでは野鳥なんですね。
もともとブンチョウはインドネシア原産の鳥で、ハワイには1960年代に持ち込まれ、その暖かい気候に適応して定着したと言われています。
カピオラニ公園やマジックアイランドなど、ワイキキ周辺の公園でもたくさん見ることができます。
初めて見た時はびっくりしたよ!!
その8 アカハラシキチョウ (White-rumped Shama/ホワイト-ランプド シャーマ)
錆びたような赤いお腹が特徴の鳥です♬
尾羽の付け根は白く、英名の由来にもなっています。
1931年にマレーシアからカウアイ島に移入され、その後1940年にオアフ島にも移入されたそうです。*2
この子はショッピングモールの裏のゴミ箱に居たよ♬
本当にその辺にいます。
その9 キンパラ (Black-headed Munia/ブラック-ヘッデッド ムニア)
漢字では金腹と書きます、頭が黒くて体が茶色い、印象的な見た目ですね。
この鳥も1960年代にハワイに移入された、東南アジアが原産の外来種だそうです。
公園やリゾートの敷地の草むらによく居ますが、なかなか警戒心が強く、他の種類の鳥と群れて混群を作っていることが多いです。
他にもコウカンチョウ、シマキンパラ、オナガカエデチョウなんかと一緒に居たよ♬
その10 セキショクヤケイ (Red Junglefowl/レッド ジャングルファウル)
セキショクヤケイはいわゆる家畜ニワトリのご先祖様と言われる種類の野鶏です。
ハワイでは大体どの島にも居ますが、カウアイ島には特に沢山居るのでひとつの観光の目玉になっています。
一説によれば、1992年に発生したハリケーン・イニキの被害により、ハリケーンが直撃したカウアイ島では大量の家畜ニワトリがジャングルに逃げ出し、野生のセキショクヤケイと交雑してどんどん数を増やしていったとされています。
また、彼らの天敵となるヘビが島に居ないことも背景にあるようです。
なので、カウアイ島でお土産屋さんに行くと必ずと言っていいほどカウアイチキンのグッズがあります。
カウアイ島に行ったらお土産に是非オススメです♬
おわりに
以上、ハワイで観察できる身近な野鳥10選でした!!
この他にもハワイにはたくさんの野鳥が居るので、ぜひ探してみてくださいね。
それではまた♬
*1:https://www.hawaii-arukikata.com/news/2014_1202-mejiro.html
*2: Aguon, Celestino Flores & Conant, Sheila (1994). "Breeding biology of the white-rumped Shama on Oahu, Hawaii" (PDF). Wilson Bulletin. 106 (2): 311–328.
ハワイで見られる赤い鳥5選!!赤い頭の鳥の正体も??
こんにちは、ゆずみそです。
ご無沙汰です、先日までハワイ旅行に行っていました♬
ハワイには何度か行っており、オアフ島にも数年住んでいたこともあるので、今回はハワイ諸島で見られる赤い鳥さんたちをご紹介したいと思います♬
それでは行ってみましょう〜♬
ハワイ諸島で観察できる赤い野鳥
その1 コウカンチョウ (Red-crested Cardinal/レッド-クレステッド カーディナル)
真っ赤な頭が特徴の赤い鳥ですね♬
基本は単独行動で他の鳥の群れに混じっていることも多く、ハワイではおそらく一番身近に見られる赤い鳥だと思います。
もともとは南米の野鳥で、1920年代にハワイに移入されました。
子育てシーズンだった今回は幼鳥も見ることができました。
幼鳥は頭がオレンジ色なんだね〜♬
その2 ショウジョウコウカンチョウ (Northern Cardinal/ノーザン カーディナル)
こちらもコウカンチョウという名前が付いてますが、ショウジョウコウカンチョウはくちばしも太く全身が真っ赤でインパクトのある赤い鳥です♬
もともとは北米に生息する野鳥で、アングリーバードのモデルにもなっている、アメリカでは身近な鳥なんですよ♬
ショウジョウコウカンチョウは標高の高くない森林や林、海岸沿いの薮などで見られます。メスはベージュ色なので少し地味です。
まるでレーザー光線を連射してるような鳴き声だね!!
私も作品を作っているくらいファンです♬
その3 メキシコマシコ (House Finch/ハウス フィンチ)
こちらはスズメ大の、顔と胸あたりが赤い鳥です!
もともとメキシコや北米に分布していましたが、19世紀半ばにハワイに移入されました。
ワイキキなどの街中でも見ますが、公園や自然の多い場所のほうがよく出会います。
ゆずみそがアメリカ西海岸に居た頃にもよく見ていたよ♬
その4 アカハワイミツスイ (Apapane/アパパネ)
こちらはハワイ固有種で、黒いくちばしと白い下腹部が特徴の赤い鳥です。
今回はカウアイ島のワイメア渓谷で見ることができました♬
低地にはおらず、標高が中〜高めのオヒアレフアの森に暮らしています。
オヒアレフアはこんな木と花だよ!!
これなら赤い羽が保護色になっていいね♬
オヒアの木に咲く、赤いレフアの花たち。
有名なハワイアンソングの歌詞にも出てくる人気の赤い鳥です♬
その5 ベニハワイミツスイ (Iiwi/イイヴィ)
Photo credit: cricketsblog on VisualHunt.com / CC BY
深いカーブの朱色のくちばしが特徴のイイヴィ、こちらもハワイ固有種です。
航空会社のロゴになったりと、ハワイを代表するミツスイとして知られています。
上記のアパパネと同様に、標高が中〜高めのオヒアレフアの森に暮らしていますが、鳥に感染するマラリア蚊の影響で年々数が減ってきており、今回訪れたカウアイ島ではなかなか見ることが難しいそうです。
地元のバードウォッチャーに聞いたところ、おそらくマウイ島かハワイ島でなら会うことができるだろうとのことでした。
いつの日か会えたらいいな♬
おわりに
以上、ハワイ諸島で観察できる赤い野鳥5選でした!!
ハワイを訪れた際には是非ご参考にしてみてくださいね♬
この他にもハワイにはたくさんの鳥がいるので、良かったら下記の動画もどうぞ!!
それではまた♬
アメリカ西海岸で見られる青い鳥5選まとめ!!幸せの青い鳥は意外とそばに♬
こんにちは、ゆずみそです。
今回は私が学生時代にアメリカ西海岸のオレゴン州でよく遭遇した青い鳥さんたちをご紹介します♬
ちなみにオレゴン州はここです、地味ですが自然豊かでいいところです♬
http://mapsof.net/からの画像
全米で住みたい街No.1を獲得したポートランドという街があるよ!!
黄色い鳥特集はこちら↓↓
西海岸で身近に観察できる青い野鳥
その1 アメリカカケス (Western Scrub-Jay/ウエスタンスクラブ-ジェイ)
Photo credit: ryanacandee on Visualhunt.com / CC BY
白いまゆげが特徴の青い鳥ですね♬
とっても人懐っこく、西海岸ではおそらく一番身近に見られる青い鳥だと思います。
私の住んでたアパートの庭にもよく来てました。
日本のカラス的な人懐っこさ!!同じスズメ目カラス科だしね♬
その2 ステラーカケス (Steller's Jay/ステラーズジェイ)
Photo credit: Genista on VisualHunt / CC BY-SA
こちらもスズメ目カラス科、ダークブルーのグラデーションがオシャレな青い鳥です♬
アメリカカケスに比べると警戒心が強く、民家の庭とまでは行きませんが、樹木の多い大学のキャンパスで見かける程度には身近な鳥です。
Jay(ジェイ)っていうのがカケスって意味だよ!!
その3 ミドリツバメ (Tree Swallow/ツリースワロー)
Photo credit: Kelly Colgan Azar on Visualhunt / CC BY-ND
背中のメタリックブルーが眩しくてきれいな青い鳥ですね♬
自然に近い公園や湿地帯のそばでよく見られます、光が当たるとすごく綺麗です。
当時は双眼鏡越しにスマホのレンズを当ててプルプルしながら撮影していたので変な黒枠が入っていますが、子育てシーズンの夏は親子で見ることもできました。
その4 スミレミドリツバメ (Violet-green Swallow/バイオレット-グリーンスワロー)
Photo credit: Becky Matsubara on Visual hunt / CC BY
頭から肩にかけてのみどり色と腰のすみれ色が綺麗な鳥です♬
シルエットも行動範囲もミドリツバメ似ているため混同しやすい(どちらも光が当たらないと灰色に見える)のですが、尾っぽも短く、目の周りが白いのが判別のポイントです。
綺麗な色のツバメがたくさんいるんだね♬
その5 ムネアカルリノジコ(Lazuli Bunting/ラズリーバンティング)
Photo credit: Becky Matsubara on Visualhunt.com / CC BY
蛍光色のような水色とオレンジのお腹がキュートなラズリーバンティングさん♬
上記の野鳥たちに比べてより自然に近い、低い山の開けた空間などに居ます。
Lazuli Bunting (Passerina amoena) #painting #art pic.twitter.com/uGD6zQ0SUr
— World birds (@worldbirds32) 2018年8月17日
オスの見た目は繁殖期に一番綺麗な青になりますが、その鮮やかさゆえに間違えようがない(Unmistakable)とまで言われています。
ゆずみそがハンドメイドを始めるきっかけになった一番好きな野鳥です。
Lazuli(ラズリー)はペルシア語で「空の色」って意味だよ♬
おわりに
以上、西海岸で身近に観察できる青い野鳥5選でした!!
この他にも西海岸にはたくさんのカラフルな鳥がいるので、良かったら下記の動画も見てみてくださいね♬
今回ご紹介したアメリカカケスとステラーカケスもこちらのオレゴンの野鳥1で映像でご覧いただけます。
アメリカ西海岸を訪れた際にはぜひ鳥さんぽもお楽しみください♬
それではまた♬
minne.com
スズメに似てる鳥??ついスズメと思って見過ごしがちな野鳥5選♬
こんにちは、ゆずみそです。
今回は私が「鳥さんぽ」を始めたころに、ついついスズメだと思い込んで見過ごしがちだった野鳥たちと、その特徴をご紹介します♬
「鳥さんぽ」って何?って人はこちらを見てね!
スズメの復習
まずはみなさんご存知のスズメを確認しておきましょう♬
黒いほっぺがトレードマークですね!!
それではいってみましょ〜っ
スズメと似てる野鳥
その1 アオジ(青鵐)
形も大きさもスズメに似ていて、羽の模様がスズメそっくりなので間違えがちです。
アオジは夏場はあまり見かけませんが、冬になると、茂みでチリッチリッと透き通った声で鳴いていることが多いです。
比較的地面に居ることが多いよ!!
その2 ホオジロ(頬白)
...おそらく説明しなくても伝わるくらい似てますよね、色も模様もそっくりです💦
ホオジロはスズメほど街中には居ないことと、繁殖シーズンにはオスが木のてっぺんでさえずりをしてたりします。
スズメと違って目の上が白いのが特徴だね♬
その3 カワラヒワ(河原鶸)
写真で見ると全然違うように思うのですが、シルエットが似ているのと、スズメがよく居る街中の電線やアンテナによくとまっているので、注意が必要です。
ゆずみそはこやつに一番騙されております。
暖かくなってくると「ピルピルピルピル...♬」なんて、消え入りそうな美声で鳴いているので、よかったら聞いてみてくださいね♬
カワラヒワはスズメと違って、尾羽がふた手に分かれてるよ!!
その4 モズ(百舌鳥)
はやにえで有名なモズですが、色合いが似ているので混同しがちでした💦
よく見ると、尾羽をひょんひょん動かしたりと明らかにスズメとは違う動きをしているのでわかります。
秋頃に縄張りを構えたモズは大体ひとりでいるよ!!
その5 ニュウナイスズメ(入内雀)
おそらく本日のそっくりさんナンバーワンでしょう♬
普段見るスズメと比較して、黒いほっぺがないのがお分かりいただけますでしょうか??
写真が見づらくて申し訳ないです、Wikipediaのがわかりやすいですね↓↓
私もこの写真を撮った時は最初スズメかと思ったのですが、スズメよりか細くて高い声だなあと思ってよく見たらニュウナイさんでした♬
スズメと違って人里離れた山の方に居るよ!!
他にもイエスズメというそっくりさんが居るのですが、日本には居ないので間違えることは少ないでしょう。
イエスズメさんはハワイで会えます♬↓↓
おわりに
以上、スズメに似ている野鳥5選でした!!
私も日本で鳥さんぽを始めた頃は見分けがつかず、見逃した子もたくさんいました。
なんとなく日本の野鳥は地味で茶色いっぽい子が多く、カラフルな鳥が多かったアメリカと比べて鳥の判別も少し難しい気がします。
この辺りが見分けられると野鳥観察もより一層楽しくなってくると思いますので、是非参考にしてみてくださいね。
それではまた♬
ハンドメイドもよろしくです!!